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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ニッケル
2020年10月30日 ジャカルタ 南博志

インドネシア:LIB材料工場開発2社、鉱業廃棄物の海洋投棄許可の申請を取り下げ

 2020年10月5日付け地元メディアによると、国内でリチウムイオン電池(LIB)材料としてニッケル製錬プロジェクトを実施している2社が、政府に申請していた鉱業廃棄物の海洋廃滓投棄(STD:Sea Tailings Disposal)の許可を取り下げたとのこと。これらの申請をめぐっては、環境汚染を懸念して環境保護団体等から批判が出ていた。環境への影響について評価が困難であり、結果としてこの懸念をクリアできなかった模様。当該2社は海洋投棄に代わる解決策を模索している。
 なお、申請を取り下げた2社は、北Maluku州Obi島にてニッケル鉱石からLIB材料抽出のためHPAL(高圧硫酸浸出)工場を建設しているHarita Group及び中部Sulawesi州Morowali工業団地にてLIB材料工場を建設しているPT QMB New Energy Materialsに出資している中国青山集団(Tsingshan Holding Group)の2社であった。

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