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ニュース・フラッシュ

鉱種:
レアアース/希土類 ジスプロシウム テルビウム ネオジム プラセオジム
2020年11月6日 ロンドン 倉田清香

グリーンランド:豪Greenland Minerals社、Kvanefjeldプロジェクトの環境影響評価を完了

 2020年10月27日付けのプレスリリースによると、豪Greenland Minerals社はグリーンランドのKvanefjeldレアアースプロジェクトの環境影響評価について、グリーンランド政府による独立技術レビューが9月に完了したと発表した。これを以て正式な採掘ライセンス申請に必要となるすべての要素が完成し、許可取得に向けたスケジュールを組むことができる。次の段階は法定のパブリックコンサルテーションとなる。Greenland Minerals社の筆頭株主(10.5%)は、世界有数のレアアース供給企業である中国Shenghe Resources Holding社。Kvanefjeldプロジェクトはグリーンランドの南端近くに位置し、国際空港を含む既存のインフラの近くにあり、年間を通して直接航空アクセスが可能である。年間処理量は3百万tを計画しており、軽希土類である磁石用金属ネオジムとプラセオジム(合計5.69千t/年のNd-Pr酸化物)、戦略的な重希土類のテルビウムとジスプロシウム(それぞれ44t/年及び270t/年)の重要な生産地となる可能性がある。マインライフは108百万tの鉱石埋蔵量(JORC2012)に基づき37年とされているが、同埋蔵量の評価対象はより広い資源基盤の10%に過ぎず、生産を拡大することでマインライフを延ばす明確な余地があるとしている。

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