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ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石
2020年11月6日 シドニー Whatmore康子

豪:Fortescue社、先住民の了承を得たことによりWA州Queens Valley鉄鉱石プロジェクトの鉱業活動認可プロセスを再開

 2020年10月29日付けの地元メディアによると、豪Fortescue社は、同社が287mUS$を投じて進めるWA州Queens Valley鉄鉱石プロジェクトについて、先住民遺跡のある場所で鉱業活動を行うための認可をWA州政府に申請するプロセスが、同プロジェクト地の先住民であるWintawari Guruma部族の了承を得たことにより再開したことを明らかにした。2020年5月にRio TintoがWA州Brockman 4鉄鉱石鉱山で発破作業を行った際に先住民遺跡を破壊した後、同部族はQueens Valleyプロジェクトの敷地に多く存在する先住民遺跡が破壊されることに強い懸念を示しており、これを受けたFortescue社は申請プロセスを保留とし、同部族と協議を進めてきた。同社のElizabeth Gaines CEOは、WA州政府が同州先住民遺産法(Aboriginal Heritage Act 1972(WA))の改正を進めていることについて、同法の改正草案が遺跡に関する先住民の発言権をより拡大する内容であることに賛同するとした上で、改正された後には遺跡に対する調査が現在より綿密に行われる必要性が生じると考えられるため、中期的には同政府の鉱業活動に対する認可プロセスが長くなるのではないかと予測している。

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