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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2020年11月11日 リマ 栗原健一

ペルー:Cobriza銅鉱山入札、中国Andes Natural Resources Group社が落札

 2020年10月29日付け地元紙によると、同日、Cobriza銅鉱山(Huancavelica州)売却の入札が行われ、中国Andes Natural Resources Group社(本社:香港)が落札した。最低入札価格19.6mUS$に対し、落札価格は20.1mUS$(売上税IGV別)であった。なお、入札への参加を表明していたSierra Sun Group社が最終的に応札しなかったため、Andes Natural Resources社が唯一の応札企業となった。
 本入札は、Doe Run Peru社の債権者集会によって、同鉱山とLa Oroya精錬所(Junin州)の2件の管理・売却を委託されたAlta Sierra Asesores y Consultores社によって実施された。これら2件の資産はかつてDoe Run Peru社によって操業されていたが、資金繰り悪化によりLa Oroya精錬所は2009年に操業を停止、Cobriza銅鉱山では断続的な操業が続いていたものの、2013年に債権者集会によって両資産の売却が決定され、その後長年にわたり入札が繰り返されてきたが買い手のつかない状況が続いていた。
 Andes Natural Resources社は落札を受け、2020年10月30日までに4mUS$のスタンバイ信用状を提出し、11月16日までに残高を支払うこととなるほか、同鉱山の従業員630人の雇用契約を尊重することが入札条件となっている。同社のChio Meng Leung代表は「鉱山を改善し、2021年初頭には中国に対して月間10千tの精鉱を輸出したい。」とコメントした。

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