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ニュース・フラッシュ

鉱種:
亜鉛
2020年11月11日 モスクワ 秋月悠也

ロシア:Novaya Zemlya列島Yuzhny島のPavlovskoe鉛・亜鉛鉱床開発が北極圏開発戦略の対象に

 2020年10月29日付の地元報道等によると、Novaya Zemlya列島Yuzhny島のPavlovskoe鉛・亜鉛鉱床開発が、2020年10月26日付ロシア大統領令第645号により承認された「2035年までのロシア北極圏開発・国家安全保障戦略」の対象の一部となった。
 Pavlovskoeプロジェクトは、First Ore Mining Company社(国営企業Rosatom社の採掘部門企業ARMZ Uranium Holding傘下)が実施しており、鉛精鉱・亜鉛精鉱生産の採鉱選鉱コンビナート建設が予定されている。現在、鉱床の探査が実施され、鉛と亜鉛の埋蔵量が国家バランスに計上され、工事測量と採鉱選鉱コンビナート(インフラ施設、海港含む)の設計が完了している。
 2020年10月半ば、北極圏開発国家委員会が同プロジェクトを国家レベルで支援し、インフラ施設(自動車道路、給水システム、ヘリポート等)の建設に対する7bRUB(ロシア・ルーブル)の補助金を承認している。
 Pavlovskoe鉛・亜鉛鉱床は1990年代末に発見され、銀含有鉛・亜鉛鉱石の埋蔵量ではロシアの五大鉱床に入る。鉱石年産量は3.5百万tを予定し、その処理のためYuzhny島に採鉱選鉱コンビナート(年産能力:亜鉛精鉱220千t、鉛精鉱47千t)を建設する予定である。

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