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2020年11月12日 シドニー Whatmore康子

豪:BHP、炭素回収貯留などの低炭素排出技術の開発により温暖化ガス排出量を削減するためのMOUを中Baowu社と締結

 2020年11月8日付けの地元メディアによると、BHPは、低炭素排出技術を開発して温室効果ガス(GHG)排出量を削減するためのMOUを中国鉄鋼最大手のBaowu社(宝鋼集団)と締結した。BHPによると、両社はこのMOUに基づき、5年間のパートナーシップ期間において炭素回収貯留(CCS)や溶鉱炉への水素注入などの低炭素排出技術を開発するほか、これらの技術をBaowu社が中国で操業する製鉄所で試験的に導入することも検討しているとされている。BHPは2019年7月、同社が5年間に400mUS$を投じて自社の事業に関連して排出されるScope 1排出量とScope 2排出量、及び同社のサプライチェーンを通じて排出されるScope3の排出量を削減する技術を開発する計画「Climate Investment Program」を発表したが、Scope 3の排出削減に関しては、今回のパートナーシップが同社にとって初の試みとなる。BHPは、このパートナーシップに総額35mUS$を出資する予定であるとされている。現在、世界においては製鉄所大手の一部が水素などの低炭素排出である燃料を原料炭の代替として試験的に導入しているが、BHPは2050年においても世界の製鉄量の50%は原料炭を利用するものとなると予測している。

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