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ニュース・フラッシュ

鉱種:
亜鉛
2020年11月18日 北京 塚田裕之

中国:亜鉛、鉱山供給が不足傾向

 現地報道によると、2020年9月税関統計の中国の亜鉛精鉱輸入量は、前年同月比10.2%減の265千tで、2020年1~9月の輸入量は、前年同期比32.3%増の2.978百万tであった。ILZSG統計値によると、2020年1~7月の国外における亜鉛精鉱生産は4.52百万tで、前年同期比で約534千t減少した。国外鉱山生産が減少するなか、国内製錬所の輸入が大きく伸び、第4四半期の原料供給はさらに余裕がなくなる。SMM統計値によると、2020年9月の国内亜鉛精鉱生産量は309千tであった。前年同月比では49千t減少したものの、中国国内の大手鉱山点検作業が終了し生産は顕著な回復をみせたことにより、前月比を29千t上回る結果となった。一方、第4四半期に入ると、国内北部寒冷地域では国内鉱山の生産が季節柄減少傾向となる。国外鉱山は既に生産を大幅減少させており、亜鉛精鉱輸入が大きく拡大する状況下、原料不足が深刻化することも予想されている。

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