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2020年11月19日 モスクワ 秋月悠也

ロシア:Polymetal Int社、2020~2025年のCAPEXを2.645bUS$に増額

 2020年11月10日付けの地元報道等によると、Polymetal Int社(JSC Polymetal社の資産を統合)は、今後6年間のCAPEXを2.645bUS$に増額した。同社は2020年4月に2020~2025年のCAPEXを2.516bUS$と予想しており、5.1%の増額となった。
 2020年のCAPEXは、4月の予想値から13.7%増加し、540mUS$となった。これは、事業費が198mUS$から245mUS$に増加したこと、Veduga鉱床開発プロジェクト及びAmursk POX hubプロジェクトへの投資額が増加したことによる。
 Amursk POX hubの第2オートクレーブライン(POX-2)建設へのCAPEX予定額は338mUS$から360mUS$に増加した。Polymetal社は同プロジェクトに2023年まで投資を行う予定である。2020年7月21日にPOX-2用オートクレーブがプラントサイトに搬入された。
 Veduga鉱床(クラスノヤルスク地方)の開発には、2025年までに総額465mUS$の投資が必要となる。操業開始は2025年を予定しており、鉱石年産能力は1.5百万tとなる。現在、同鉱床で採掘された鉱石は、カザフスタンの既存施設(Kyzyl、Varvara)での処理後、精鉱がAmursk POX hub(ハバロフスク地方)に送られている。Polymetal社によると、Veduga鉱床では10月から採鉱を停止しており、現在、水平坑道の建設と剝土作業の準備が進められている。
 Nezhdaninskoe鉱床(サハ共和国(ヤクーチア))開発プロジェクトのCAPEXは205mUS$(3.8%減)となる。生産施設、電力インフラの建設が継続されている。鉱床の浮選プラントは2021年末の操業開始を予定している。金換算の年産量は155~180千ozとなる。
 Polymetal社の2025年までの事業費総額は1.405bUS$となり、さらに210mUS$がその他の長期プロジェクトに投資される。

2020~2025年のPolymetal社のプロジェクト別CAPEX (mUS$)
プロジェクト 2020 2021 2022 2023 2024 2025 合計
POX-2 140 115 80 25 360
Veduga 15 25 65 120 160 80 465
Nezhdaninskoe 120 85 205
長期プロジェクト 20 30 30 30 50 50 210
事業(生産活動)費 245 230 225 235 235 225 1,405
合計 540 485 400 410 445 365 2,645
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