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ニュース・フラッシュ

鉱種:
タングステン
2020年11月26日 モスクワ 秋月悠也

ロシア:WOLFRAM社、Lermontovsky GOK(沿海地方)の買収を決定

 2020年11月18日付けの地元報道等によると、タングステン製品メーカーであるWOLFRAM社(モスクワ州Krasnogorsk市)は、タングステン精鉱生産企業Lermontovsky GOK(Lermontovsky採鉱選鉱コンビナート)を沿海地方から買収する。今後、同社は、Lermontovsky GOKにおける地方国家単一企業体Primteploenergo社の持分100%を取得する予定である。WOLFRAM社の関連会社のRB-Tech社は2020年9月28日、Lermontovsky GOKの新たな資源基盤となる可能性のあるRubezhnoeタングステン鉱床のライセンスを競売で落札している。
 Primteploenergo社は既にLermontovsky GOKの主要資産の評価作業を行い、現在、同社売却に向けた競売書類を準備している。また、省庁間委員会は、Lermontovsky GOKにおけるPrimteploenergo社持分100%の譲渡取引を承認している。取引手続きに関する文書は、沿海地方議会に送付されており、沿海地方産業貿易省はPrimteploenergo社と共同で、競売準備・実施のためのロードマップを作成した。
 Lermontovsky GOK売却に関するWOLFRAM社との交渉については、Oleg Kozhemyako沿海地方知事が2019年9月に発表していた。当時、Kozhemyako知事は、「コンビナート発展プログラムは、残存資源基盤の維持を考慮して作成されたため、近隣鉱床の地質調査実施に追加資金調達が必要である。我々は潜在的投資家を探しており、コンビナートの製品の消費者であるWOLFRAM社との交渉もこれに含まれる。」と述べていた。知事はまた、WOLFRAM社が最大1bRUB(ロシア・ルーブル)を沿海地方の新規鉱床開発に投資する可能性があると述べた。

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