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ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石
2020年12月4日 シドニー Whatmore康子

豪:中国の豪製品に対する輸出制限、鉄鉱石も対象となれば豪GDPが3.8%低下するリスクも

 2020年11月27日付けの地元メディアによると、中国が豪州産の石炭や銅鉱石・精鉱、牛肉などに対して非公式に行っている輸入制限の対象に、豪州産の鉄鉱石も含まれることになれば、2021年における豪州の名目国民総生産(GDP)が3.8%低下するリスクがあることが、Citi社アナリストの予測によって判明した。この予測によると、豪州産の鉄鉱石が中国の輸入制限の対象となるという「最悪のシナリオ」に基づけば、豪州の2021年における財の輸出額は2020年の額から76bA$減(20%減)とされている。同アナリストは、中国の豪製品に対する輸入制限に関し、これが過去数か月間で頻繁に行われていることを背景に、更なる制限を食い止めることは難しいと予測している。一方、中国は国内の石炭企業を保護することを目的とした石炭輸入量割当のもと、2020年10月の石炭輸入量が月間で前年同月比47%減、前月比27%減となったが、同月の原料炭輸入は豪州産の輸入量が前年同月比21%に落ち込んだ一方で、モンゴル、カナダ、ロシアからの輸入量はそれぞれ前年同月比で14%増、136%増、20%増となったとされている。

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