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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ウラン その他
2020年12月4日 シドニー Whatmore康子

豪:VIC州環境計画委員会、同州におけるウランの探鉱や採掘が実行可能でないとの見解を示す

 2020年11月30日付けの地元メディアによると、VIC州議会の環境計画委員会であるEnvironmental Planning Committeeは、同州における核使用禁止に関する報告書において、これらの解禁が現実的でないとの見解を表明した。VIC州は1983年制定Nuclear Activities(Prohibitions) Act(VIC)のもと、豪州で唯一ウランの探鉱や採掘を全面的に禁止する州である。同報告書では、VIC州においては医療目的や工業目的に利用される核燃料が、輸入やシドニーで稼働する研究用の原子炉Open-Pool Australian Lightwater(OPAL)の供給によって十分に調達可能であるため、同法を廃止してウラン及びトリウムの探鉱や採掘を解禁することは有意義なことではなく、経済面や技術面においても実行可能か確信が持てないとの結論に達している。また同報告書では、核燃料の再利用や原子力発電に関しても、連邦政府がこれらを解禁しない限り、VIC州でも同様の姿勢を維持するものとされている。

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