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ニュース・フラッシュ

鉱種:
アルミニウム/ボーキサイト
2020年12月8日 北京 塚田裕之

中国:工業情報化部原材料工業司、2020年1~9月のアルミ業界動向を発表

 工業情報化部原材料工業司が2020年11月4日に発表した「2020年1~9月のアルミ業界動向」は下記のとおり。
・生産が安定的に伸びている。国家統計局と中国有色金属工業協会の統計によると、2020年1~9月、電解アルミニウム、アルミニウム材の生産量はそれぞれ27.45百万t(前年同期比2.8%増)、40.16百万t(同6.5%増)であった。酸化アルミの生産量は対前年同期比1.9%減の54.25百万tで、下げ幅は2020年上半期より3.2ポイント縮小した。
・アルミ地金の在庫数は継続的に低減している。業界動向を分析している関係者によると、2020年9月下旬のアルミニウム地金の生産企業の製品在庫数、加工企業の現在量在庫数及び流通企業の在庫数の合計は697千tで、通常水準範囲内で変動しており、年内最高値から59%下回った。
・価格は緩やかに回復している。中国有色金属工業協会の統計によると、7月以降、アルミ価格は高水準で変動しており、コロナ以前の水準に上回った。2020年第3四半期の平均現物価格は前4四半期より12.3%増の14,634元/tで、前年同期比3.7%増であった。
・ボーキサイトや製錬品の輸入が大きく伸びており、アルミニウム材の輸出下げ幅が縮小している。税関総署のデータによると、2020年1~9月、ボーキサイト(実物量)の輸入量は対前年同期比12.6%増の88百万tを輸入した。国内価格が強気で、海外価格は軟調となっている影響を受け、酸化アルミ、未圧延アルミの輸入量はそれぞれ2.97百万t(対前年同期比275.5%増)、1.7百万t(同比945%増)であった。アルミスクラップ輸入規制により、国内スクラップの供給問題を緩和するためアルミスクラップの輸出量は対前年同期比49.1%減の630千tであった。2020年1~9月アルミ材の輸出は同比13.4%減の3.4百万tで、下げ幅は上半期より1.7ポイント縮小した。

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