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ニュース・フラッシュ

鉱種:
亜鉛
2020年12月8日 北京 塚田裕之

中国:国内精製亜鉛の生産量上昇の傾向

 亜鉛地金の供給について、国家統計局の数値によると、2020年9月の国内精製亜鉛の生産量は対前年同月比2.9%増の565千tで、2020年1~9月は対前年同期比2.1%増4.656百万tであった。2020年9月に、河南、内モンゴル、広東などの地域にある製錬所での点検作業が終了し、生産は急速に通常レベルに戻った。また、陝西、四川地域にある一部の製錬所では、生産拡大を継続している。生産の減少は、甘粛地域にある製錬所の点検によるものである。第4四半期に入ると、加工費用の大幅下落により製錬所の収益及び利潤が落ちているものの、依然として製錬コストを上回っている。現在、製錬所にて亜鉛を1t生産するにあたっての平均収益額は500~1,000元間と予想されている。各製錬所の生産計画に基づき、これまで点検作業はほぼ終え、高い稼働率を維持する見込みである。今後、一部製錬所が稼働するため、生産量が更に増える予定である。精製亜鉛の年間生産量は、前年比100千t以上となる予想されている。税関のデータによると、2020年9月、中国の精製亜鉛の輸入量は前年同月比42.53%増の44.5千tで、前月比4.49%の減となった。2020年1~9月は、前年同期比24.4%減の357.9千tであった。2020年10月の精製亜鉛の純輸入量は、50千t以上となると見られている。

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