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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2020年12月10日 リマ 栗原健一

ペルー:Las Bambas銅鉱山地域住民による南部鉱物輸送道封鎖、1週間が経過

 2020年12月7日付け地元紙によると、Apurímac県Cotabambas郡Challhuahuacho区住民が12月1日に無期限デモや南部鉱物輸送道の封鎖を開始してから、1週間が経過した。
 住民らは、2016年にChallhuahuacho区の経済・社会開発を国の優先事案と位置づけた大統領令DS005-2016-PCMに基づき、同区に特化した協議会の設置や開発工事の具体的な工程の提示、政府のハイレベル委員会による対応を求めているほか、MMG Las Bambas社による2021年からの鉱業Canon税給付や、憲法改正を要求している。
 本件について、既に同社は大統領令に基づく同地の経済・社会開発や、鉱業Canon税については対応済みで、憲法改正については国会にて審議されるべき内容であるとの見解を示している一方、今後も政府やコミュニティとの協議を継続していく一方で、抗議デモや道路封鎖による影響緩和を目的として、ロジスティクスの代替ルートを含む中・長期的な戦略を検討していることを明らかにした。
 さらに同社は、2020年第3四半期生産報告において、同期のLas Bambas銅鉱山の銅生産量(精鉱中)は84,086tで、前年比13%減と未だCOVID-19による人員制限の影響を受けているものの、前期との比較では44%増となり、生産が回復基調にあると発表した。
 一方、政府は、12月11日に代表団を現地に派遣する方針を示している。

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