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ニュース・フラッシュ

鉱種:
亜鉛
2020年12月16日 リマ 栗原健一

ペルー:Doe Run Peru社債権者集会、La Oroya精錬所とCobriza銅鉱山の売却・清算請負会社との契約解消を決定

 2020年12月10日付け地元業界紙によると、Doe Run Peru社債権者の一部であるLa Oroya精錬所従業員団体のCastillo代表はGestion紙に対し、12月7日に実施された債権者集会で、La Oroya精錬所(Junin州)やCobriza銅鉱山(Huancavelica州)の入札や売却を請け負っていたAlta Sierra Asesores y Consultores社との契約解消が決定されたと伝えた。
 Castillo代表によれば、同社は債権者集会によって2020年9月に業務を受託したが、Doe Run Peru社清算の法的期限である11月18日までに目的を遂行することができなかった。
 このうちCobriza銅鉱山については、10月末の入札で本鉱山を落札したAndes Natural Resources社が指定期日までにスタンバイ信用状を提出せず、結果的に落札は不成立となったことを明らかにした。
 一方、La Oroya精錬所については、本来2,500名近く存在する従業員のうち、精錬所買収の資格を有すると認められた1,350名が、手続上必要な一連の書類を提出したにもかかわらず買収が実現していないとコメントした。さらにAlta Sierra Asesores y Consultores社は、買収の資格が認められなったその他の従業員に対する補償金の支払いを目的として、1,350名の従業員に対して56mUS$の小切手の振り出しを要求したことから、従業員団体は抗議デモを開始したとの経緯を説明した。
 なお、12月9日にも債権者集会が開かれ、(従業員団体との雇用関係の終了を伴う)通常の清算プロセスへの移行についての協議が予定されていたが、本協議は中止・延期され、本件の決着は再度引き延ばされる結果となった。

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