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鉱種:
2020年12月16日 リマ 栗原健一

ペルー:Las Bambas銅鉱山地元地域、開発計画などについて政府と合意

 2020年12月10日付け地元業界紙によると、Apurímac州Cotabambas郡Challhuahuacho区住民らが、Minera Las Bambas社に対する一連の要求に伴う抗議デモや南部鉱物輸送道の封鎖を行っていたことへの対応を目的として、エネルギー鉱山大臣や農業大臣、住宅大臣などによって構成される政府代表団は、Challhuahuacho区やApurímac州代表者、MMG Las Bambas代表者との間で協議を実施した。
 その結果、エネルギー鉱山省(MINEM)が、Challhuahuacho区に対し、区民にとって優先度の高い公共投資プロジェクトの実施促進のための技術支援を提供し、同区の経済・社会開発を国の優先事案と位置づけた大統領令(DS005-2016-PCM)の履行を継続することが合意された。
 Gálvezエネルギー鉱山大臣は、開発プロジェクトができるだけ早期に実施されることを希望しているとコメント、2021年1月25日に再度会合を実施し進捗状況を確認することを提案した。さらに、同区における持続的な取組みの結果、灌漑や農村電力化、下水整備や住居プロジェクトなどの整備が進められてきたことは、政府が鉱業・エネルギー産業の実施エリアにおける社会開発を重視していることの表れであると述べた。また、同区の電力化については12.4mPEN(ヌエボ・ソーレス)の投資による供給拡大プロジェクトの入札を実施したところであり、2021年10月には2千軒以上の家庭に電力が届くことになるとコメントした。
 一方、Fernandez住宅大臣は、2019年に同区における上下水道プロジェクトの第1フェーズが完了し、第2フェーズも60%の進捗状況にあることを報告したほか、今後も住宅整備をはじめ同省所管のプロジェクトをできる限り早期に完了すべく取り組んでいくとコメントした。
 また本協議会では、MMG Las Bambas社から提供される情報を、詳細かつ透明性をもって分析し、Apurímac州に対する鉱業Canon税の交付額見通しなどを含む報告書を作成することを目的とした技術委員会の設置について合意された。本委員会は中央政府以下、地方自治体や市民団体、国会議員、MMG Las Bambas社によって構成され、報告書は2021年1月20日に提出される見通しとなっている。

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