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ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石 その他
2020年12月17日 シドニー Whatmore康子

豪:連邦政府、Rio TintoがWA州Brockman 4鉄鉱石鉱山で先住民遺跡を破壊したことに関する審問の中間報告書を発表

 2020年12月9日付けのメディアによると、豪連邦政府の下院議会で構成され、北部豪州における問題を審問する常設委員会であるStanding Committee on Northern Australiaは、Rio Tintoが2020年5月にWA州Brockman 4鉄鉱石鉱山で行った発破作業の際、先住民遺跡を破壊したことに関して、審問の中間報告書を発表した。この報告書において、同委員会はRio Tintoに対し、破壊した遺跡の現場における採掘をモラトリアムとすること、同社が先住民遺産法(Aboriginal Heritage Act 1972(WA))第18条に基づきWA州政府から認可を取得した、鉱山における先住民遺跡の破壊を全て延期すること、同条に基づく認可の申請を自主的にモラトリアムとすること、同社が破壊した先住民遺跡の復元を行い、先住民と締結した合意の見直しを行うことなどの提言を行った。また、これらの提言と同様の行動を鉱業界にも求めるとした。加えて同報告書では、WA州政府にも関連法の見直しを早急に行うようにとの提言もなされた。
 一方、WA州Ben Wyatt財務大臣兼先アボリジニ担当大臣は、第18条に基づく認可をモラトリアムとするという提言について「WA州の鉱業界だけではなく、第18条が適用されたインフラ事業にも混乱を招くものである。」と述べ、これを真っ向から否定した。

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