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2020年12月21日 北京 塚田裕之

韓国:LG化学社、中国産バッテリー生産能力を2021年に2倍へ

 韓国LG化学社は、中国で生産されるテスラ社の電気自動車向けにバッテリーを供給している。中国という世界最大の自動車市場需要を満たすため、2021年に、中国のバッテリー現地生産能力を2倍以上に増強する計画である。LG化学社は、テスラ上海で生産する「モデル3」向けにバッテリーを供給する。情報によると、LG化学社はテスラ社のドイツや米国工場にも供給する見込み。
 LG化学社がテスラ社の供給チェーンの中における役割がより大きくなった。各国政府の空気汚染抑制のため、新エネルギー自動車の使用が加速し、電気自動車需要が高まっている。テスラ社は世界中で業務を拡大しているが、LG化学社とは中国の工場のバッテリー生産能力を拡大する計画を立てている。テスラ社の世界拡張戦略におけるバッテリー供給確保の一環となる。情報によると、2020年、LG化学社は、主にテスラ社の米国工場の需要を満たすため、韓国でいくつかの生産ラインを増やしている。また、パナソニック社は米国工場にバッテリーを供給しているが、テスラ社は日本のパナソニック社に同社の上海工場向けのバッテリー供給を要請した模様。テスラ社の成長は、LG化学社、パナソニック社、中国の寧徳時代(CATL社)にとってメリットのある話である。2020年9月には、テスラ社最高経営責任者のElon Musk氏がバッテリー調達量を拡大すると表明した。だが、同氏によるとバッテリー供給は依然不足しており、同社はより安いバッテリーを自社で生産する計画だと表明した。同社が自社でバッテリーを生産すれば、供給業者のバッテリー価格決定力が弱まる可能性がある。

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