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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2020年12月21日 北京 塚田裕之

中国:国際銅先物が正式に取引開始、上海先物取引所

 安泰科によると、2020年11月19日午前9時、国際銅先物は上海先物取引所の子会社である上海国際エネルギー取引センターにて、上場基準価格47,680元/tにて正式に上場した。国際銅先物は、「国際的プラットフォーム、正味価格価格取引、保税、元建て」というモデルを取り入れ、国外トレーダーの参加を促す。国際銅先物価格は、世界市場の需給関係をより直接的に反映し、主に国内市場の需給関係を反映する上海先物取引所を補完することができる。国際銅先物は、短期的に国内企業の海外事業の価値を維持し、業務をより便利にするためのコスト削減に役立つ。中期的には、チリ、ロシア、カザフスタンなど主要銅生産国と通貨交換協定を締結し、人民元で銅精鉱、銅アノード、電解銅などの原材料を輸入することができる。長期的にみると、中国企業バイヤーの優位性を高め、銅価格に対する中国の影響力を強化し、原材料確保を強化するのと同時に、人民元の国際化を支援するのに役立つ。世界最大の精製銅生産・消費国として膨大な量の銅輸入を行う中国は、国際銅先物上場後、国内企業による輸入銅精鉱、ブリスター銅、精製銅等のヘッジは、国際銅先物を通じて行うことができる。人民元決済は、国内外の企業が売買、価値の維持、取引を行うための新しいチャネルを提供し、保税銅取引の場を提供し、国際市場への参加を促進する。一方、国際銅先物の取引時間は上海先物取引所の取引時間と同様となることで、国内のヘッジ会社にとって国際的な銅の先物上場は、利便性が大幅に向上し、企業の参加が促進される。国内外の銅産業チェーンとサプライチェーンの緊密な統合をさらに促進し、中国の銅産業の国際競争力を強化することは非常に重要である。

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