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ニュース・フラッシュ

鉱種:
アルミニウム/ボーキサイト ニッケル
2020年12月22日 ジャカルタ 南博志

インドネシア:政府は鉱物精鉱等の輸出緩和措置を2023年6月まで延長

 2020年12月2日付け地元メディアによると、政府は各種鉱物の精鉱等濃縮物に輸出許可を付与する措置の期限について、これまでの2022年1月11日から2023年6月10日まで延長した。2020年11月11日付けで以前の関連エネルギー鉱物資源大臣規則を改正した大臣規則(2020年第17号)を制定、同年11月23日付けで施行したもの。各種鉱物の精鉱(銅精鉱含む)、洗浄工程後ボーキサイト(Al品位:42%以上)、銅製錬残滓であるアノードスライム等が対象となっている。一方、ニッケルについては鉱石全面輸出禁止を継続する。ニッケル以外の鉱物については、コロナ禍の影響もあって国内製錬所建設が遅延していることに配慮した形となった。
 なお、インドネシアでは、2014年1月に原則未加工鉱石の輸出を禁止、その後、2017年1月には一部輸出禁止措置を緩和していた。主な鉱物については、2014年には、銅、アノードスライムは国内製錬実施義務等一定の条件のもと輸出可能、ボーキサイト、ニッケルは全面輸出禁止と規定された。その後、2017年には、銅、アノードスライム、ボーキサイト、ニッケルともに国内製錬実施義務等一定の条件のもと、銅、アノードスライムはさらに一部条件を変更し、ボーキサイトは洗浄工程後のもの、ニッケルは低品位鉱石(Ni品位:1.7%未満)に限定して輸出可能となっていたが、2020年1月からはニッケル鉱石のみが再度全面輸出禁止措置となっていた。

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