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2020年12月23日 リマ 栗原健一

ペルー:Ayacucho州、鉱山企業3社に対する72時間抗議デモを実施

 2020年12月19~21日付け地元紙によると、Ayacucho州Parinacochas郡、Lucanas郡、Páucar del Sara Sara郡の地域住民は、Minera Lourdes社(Pucara Resources子会社)、Minera Ares社(Hochschild子会社)、Apumayo社に対する72時間抗議デモを実施した。
 住民組織「Parinacochas防衛戦線」のGutiérrez代表は、これら3社は主要貯水池のほか、3本の流域の水源域を汚染していると主張している。なお、本地域では2020年11月にも抗議デモが実施されたものの、具体的な解決に結び付かなかったために、今回再度の抗議デモが行われた。
 今回の抗議デモは概ね平穏な形で実施されたが、部分的に道路封鎖が行われた結果、Minera Lourdes社は探鉱現場から人員を退避させた。
 一方、Paucar de Sara Sara防衛戦線のDíaz代表は、デモの目的は以下の4点であると説明している。
(1)水源域を不可侵エリアとして宣言するための方法枠組の承認
(2)水源域を不可侵エリアとして宣言する条例の承認
(3)飲料水や農業用水として利用可能な全ての水源のインベントリー作成と評価
(4)3郡における全住民の健康診断
 本件について、エネルギー鉱山省(MINEM)のGálvez大臣は2020年12月20日、MINEMのほか首相府や環境省、農業省、住宅省などの代表者らが近く現地訪問し、3郡の代表者との協議に臨む方針を示した。

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