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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2020年12月25日 バンクーバー 佐藤すみれ

メキシコ:ジュニア企業の進展が相次ぐ

 2020年12月23日付け専門紙は、複数ジュニア企業が開発を進める金・銀プロジェクトおよび鉱山買収の進展を以下のとおり報じた。
・Camino Rojo金・銀プロジェクト拡張合意成立
 加Orla Mining社は2020年12月21日、同社が保有するCamino Rojoプロジェクト(Zacatecas州)の採掘エリアに関し、隣接する墨Fresnillo社の鉱区内に拡大するためFresnillo社に対し62.8mUS$を支払うことで最終合意に至った。今後、連邦競争委員会(COFECE)による承認を経て2021年初頭に追加資源量を含むFS調査が発表される予定で、生産量の大幅な増加が見込まれている。
・加VanGold Mining社によるEl Cubo銀・金鉱山買収
 VanGold Mining社は、加Endeavor Silver社が保有するEl Cubo鉱山(Guanajuato州)を15mUS$で買収することで合意に至った、と2020年12月21日に発表した。Endeavor Silver社は2019年に同鉱山での生産を終了していたが、今後VanGold社は同鉱山から8kmに位置するEl Pingüico銀・金プロジェクトにおいて採掘を行い、750t/日の鉱石処理量でEl Cuboプラント再稼働を計画している。
・Rodeo金・銀プロジェクト採掘開始
 米Golden Minerals社は2020年12月22日、Rodeoプロジェクト(Durango州)における採掘を当初予定より2週間ほど前倒しで開始したことを発表した。鉱石処理は、同プロジェクトから115kmに位置するVelardeñaプラントにおいて2021年1月に開始する計画である。2021年の金生産量は0.41t(13,200oz)と見込まれ、得られたキャッシュフローはVelardeña銀・金プロジェクトの開発費として投じる計画である。
・Cerro Caliche金プロジェクトの予想生産量大幅拡大
 加Sonoro Gold社はCerro Caliche金プロジェクトにおけるボーリングプログラムの結果、新たに複数の鉱化帯を捕捉し、ヒープリーチングによる鉱石処理量を当初計画の8千t/日から20千t/日へと大幅に増加させることを発表した。同プロジェクトの生産開始時期は2021年12月と計画されている。

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