閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
ニッケル
2020年12月25日 ジャカルタ 川村伸弥

インドネシア:韓国バッテリー大手LGエナジー、インドネシア政府と覚書

 2020年12月18日付けメディアによると、韓国バッテリー大手のLGエナジーソリューション(旧LG化学バッテリー事業部門・LGエナジー)は同日、インドネシア政府とバッテリー産業での協力のための覚書を交わした。式典には、LGエナジーのキム・ジョンヒョン会長、インドネシア投資調整委員会のバーリル・ラハダリア会長、ソン・ユンモ貿易産業エネルギー大臣が出席した。韓国との包括的経済連携協定(CEPA)の最終的な署名で訪韓したインドネシア政府の強い要望で実現した模様。インドネシアは、電気自動車(EV)バッテリーに使われるニッケルの産出国であり、多くの企業が関心を寄せているところ、報道によれば、LGエナジーはインドネシア政府・国営企業と、ニッケル鉱山の採掘やEVバッテリーの生産などのための共同施設を建設する計画という。LGエナジーがこれらのプロジェクトに、向こう5年間に約2兆KRW(韓国ウォン:約1,900億円)を投じるとの噂もある。
 インドネシアと韓国の間では、インドネシア国営電力会社(PT PLN)が、EV用充電インフラの共同開発で韓国・現代自動車と2020年11月に合意したとの情報もあり、EV関連を巡る両国間の連携が強化されていくものとみられる。現在、現代自動車は、インドネシアでEVを含む最大25万台の車両を製造できる車両工場を建設しており、2021年末に商業生産を開始する計画。同工場への安定したバッテリー供給のため、現在プロジェクトの詳細を微調整しているとも伝えられている。

ページトップへ