閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
ニッケル
2021年1月7日 ジャカルタ 川村伸弥

インドネシア:韓国LG、バッテリー製造事業総投資額1兆円

 インドネシアの投資調整庁(BKPM)は2020年12月30日、韓国バッテリー大手のLGエナジーソリューション(旧LG化学バッテリー事業部門・LGエナジー)がインドネシア国営企業と進める電気自動車(EV)向けバッテリー製造事業について、総投資額が9.8bUS$(約1兆円)に上ると発表した。
 BKPMのバフリル長官はオンライン会見で、バッテリーの部材となるニッケルの製錬所など川上部門の拠点を北Maluku州に、正極材やセルの製造拠点を中Java州Batangに建設する予定だと説明。「(いずれかの製造拠点は)早ければ6月までに着工できる。」と述べた。
 LGエナジーソリューションとインドネシア政府は2020年12月18日、同事業に関する覚書を締結した。インドネシア側は鉱業持ち株会社MIND ID(Mining Industry Indonesia、旧名PT Indonesia Asahan Aluminium:PT INALUM)、鉱山(PT Antam)、電力(PLN)、石油(PT Pertamina)の国営企業4社が参画する。
 インドネシアは2035年までにEVの生産台数400万台を目指す。韓国系では現代自動車が西Java州Bekasiで生産拠点の建設を進めている。
 インドネシアでのEV用電池開発を巡っては、他にもPT Antamと中国のCATL(寧徳時代新技能科技)社が、総額5.1bUS$のEV向けリチウムイオン電池(LIB)開発事業契約を結んでいる。

ページトップへ