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ニュース・フラッシュ

鉱種:
コバルト ニッケル
2021年1月13日 ジャカルタ 川村伸弥

インドネシア:2次電池材料工場、中国GEMが筆頭株主に

 地元メディアが1月4日に伝えたところによると、中国のバッテリーリサイクル大手・格林美(GEM)は、インドネシアのCentral Sulawesi州に設立した2次電池向け高純度ニッケル・コバルト化合物製造会社への出資比率を倍増し、筆頭株主になる計画を発表した。世界的なニッケル不足の中、資源の「戦略的支配」を強化する方針である。
 製造工場は、Central Sulawesi州にあるIndonesia Morowali工業団地(IMIP)内に建設中で、GEM、阪和興業、IMIP、中国ステンレス大手の青山鋼鉄集団の関係会社、新エネルギー車用バッテリー大手の寧徳時代新能源科技(CATL)の関係会社計5社が2018年に設立したQMBニュー・エナジー・マテリアルズが事業主体。2020年末までに車載用など2次電池向け高純度ニッケル・コバルト化合物の生産を開始する予定であったが、新型コロナウイルス感染症の影響で、GEM関係者によると生産開始は2022年にずれ込む見通し。同工場の生産能力は、ニッケル純分ベースで年間50千tを見込んでいる。

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