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ニュース・フラッシュ

鉱種:
アルミニウム/ボーキサイト コバルト ニッケル リチウム
2021年1月13日 ジャカルタ 川村伸弥

インドネシア:2021年初頭にEV用電池リサイクルプラントが稼働開始

 地元メディアが1月7日に伝えたところによると、インドネシアCentral Sulawesi州のIndonesia Morowali工業団地(IMIP)にあるPT Indonesia Puqing Recycling Technology(IPRT)が開発した電気自動車(EV)用電池リサイクルプラントが、2021年初めに操業を開始する見込みであると政府高官が発表した。工業省の非鉄金属部門のトップであるSri Bimo Pratomo氏はウェビナーで、IPRTは、広東BRUNPリサイクル技術(Guangdong BRUNP Recycling Technology)、GEM社、PT IMIPから成るコンソーシアムであると述べた。広東BRUNPは、インドネシアの国営鉱山会社PT Antam(PT Aneka Tambang Antam)とMOUを締結した中国の寧徳時代新能源科技(CATL)の子会社で、インドネシアにEV用電池工場を開発する。GEM社は中国でもEV用電池の原料を供給している。
 Sri Bimo Pratomo氏のプレゼンテーションによると、推定71mUS$のバッテリーリサイクルプラントが133,000m2の面積に開発されており、年間2万tの使用済みリチウム電池を受け入れ、12,000tのニッケル及びコバルト、1,200tの粗リチウム、3,400tの銅、1,400tのアルミニウム、2,000tの電池パック金属、1,600tの鋼、1,000tのプラスチックを生産するものであり、同工場は2021年初めに稼働する予定と述べ、課題の1つは使用済みEV用電池の供給不足だと付け加えた。
 同氏によると、IPRTは、インドネシアでは有毒・危険物質のカテゴリーに含まれる使用済みEV用電池の輸入を許可するよう提案しており、関係者によると、工業省は現在、エネルギー・鉱物資源省や森林環境省と協議中だという。

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