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2021年1月14日 シドニー Whatmore康子

豪:WA州政府、資源プロジェクトに対する認可の遅延には、Rio Tintoによる先住民遺跡破壊の問題が大きく関連との見解示す

 2021年1月12日付けの地元メディアによると、WA州Mark McGowan首相は、アナリストや投資家が、同州政府による資源プロジェクトへの認可が遅延することを懸念していることについて、「認可の遅延は、WA州の法制度によるものではなく、Rio Tintoが同社の鉱業活動において先住民遺跡を破壊したことが大きく関連している。」と述べた。Rio Tintoは2020年5月に同社が操業するWA州Brockman 4鉄鉱石鉱山で発破作業を行った際に、4万6,000年前のものと推定される先住民の岩石住居遺跡を破壊したが、WA州政府はこの出来事を背景に、先住民遺産法(Aboriginal Heritage Act 1972(WA))の改正法案において、鉱業企業などに先住民遺跡を破壊することを可能とする現行法の第18条を削除する案を盛り込むなどしていた。一方、McGowan首相は、プロジェクト認可の遅延は、Rio Tintoが先住民の遺跡破壊によって株主や一般社会から厳しい批判を浴びたことに基づき、同社の鉱業活動において先住民との関係構築に慎重になっていることに他の鉱業企業が追随していることが主な原因であるとしており、「WA州政府は、先住民遺産法の改正が行われるまでは引き続き、第18条に基づき資源プロジェクトへの認可を行っていく。」と述べた。

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