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鉱種:
鉄鉱石 その他
2021年1月22日 シドニー Whatmore康子

豪:Rio Tinto、2021年の鉄鉱石生産量目標を325~340百万t/年とするもWA州先住民遺産法の改正が目標値の達成に及ぼす影響が未知

 2021年1月19日付けの地元メディアによると、BHPは同社の鉄鉱石生産量が2020年暦年に330.6百万t/年と前年比1%増となり、2021年暦年には325~340百万t/年の目標値となると発表したが、WA州政府が現在進めている先住民遺産法(Aboriginal Heritage Act 1972(WA))の改正が、この目標値に及ぼすリスクが未知であるともしている。Rio Tintoは現在、WA州においてWestern Turner Syncline Phase 2鉄鉱石鉱山の拡張や、三井物産、日本製鉄とのRobe River鉄鉱石JVを進めており、これらのプロジェクトが2021年に生産を開始する予定であるとしている。一方、WA州政府は先住民遺産法の改正を2018年初頭から進めているが、Rio Tintoが2020年5月にWA州Brockman 4鉄鉱石鉱山で発破作業を行った際に先住民遺跡を破壊したことを背景に、同法の改正法案において鉱業活動に対する先住民遺跡保護をより一層厳格化するとされている。また、Rio TintoはWA州Winu銅・金プロジェクトにおいても、先住権保有者との関係構築を先住民遺跡の調査などを通して進めているが、最近同社より発表された情報では、同プロジェクトの生産開始が当初に予定されていた2023年から2024年に後ろ倒しとなったとしている。

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