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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ニッケル
2021年1月26日 ジャカルタ 川村伸弥

インドネシア:韓国LG Energy Solution、2021年上半期にEVバッテリー工場の建設

 地元メディアが2021年1月18日に伝えたところによると、インドネシア政府高官によれば、韓国のLG Energy Solutionは、今年上半期に、Central Java州のBatangで計画されている電気自動車(EV)バッテリープラントの建設を開始する予定。
 インドネシア投資調整庁(BKPM)のBahlil Lahadalia氏は、このプラントは、国営企業MIND ID、PT Aneka Tambang(PT Antam)、PT Pertamina及びPT PLNで構成されるコンソーシアムLG Solutionと関連企業によって開発される9.8bUS$のリチウムイオン電池産業プロジェクトの一部で、ニッケル鉱山と製錬所はNorth Maluku州にあり、カソード及びバッテリー製造の一部がBatangで実施されると説明した。BKPMは、2020年12月18日、インドネシアでのバッテリー産業プロジェクトの開発に関するLG Energy SolutionとのMOUに署名している。
 インドネシアでは、中国のCATL(寧徳時代新能源科技)も、インドネシア国営企業と協力し同様のプロジェクトを計画しているほか、韓国の現代自動車が総額1.55bUS$(約1,600億円)の投資を表明、米EV大手Tesla社もインドネシア事業への参入に関心を示している。
 BKPMは、2021年の投資目標額を達成するため、EV関連産業の新規投資に期待を寄せている。今年の投資目標額は、前年見込み額の5%増となる858兆5,000億IDR(インドネシア・ルピア:約6兆3,366億円)としており、BKPMのYuliot副部長(投資規制緩和部門)は、「投資目標額の達成には、新規の大型投資を誘致する必要がある。特に、国内で高付加価値を生むことができるEV関連産業の新規投資に期待したい。」と述べた。

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