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2021年1月27日 モスクワ 秋月悠也

ロシア:Nordgold社、2021年にGross金鉱山の鉱石年間処理能力を2019年比24%増へ

 2021年1月19日付けの地元報道等によると、産金企業Nordgold社は、2021年第3四半期までにGross金鉱山(サハ共和国(ヤクーチア))の鉱石年間処理能力を18百万t(2019年比24%増)に拡大する意向である。
 この拡大は、2020年に開始した2年間の拡張プロジェクトにより実現する。当該プロジェクトは3つのフェーズからなる。第1フェーズでは、追加設備(新規スタッカー、吸着塔3台、ポンプ5基等)の設置を行う。第2フェーズでは、新規ダンプトラック10台、エクスカベーター1台、掘削装置2台及び多数の補助車両の購入により鉱山機械の総数を増やす。最終フェーズでは、周辺インフラの拡充を行う。CAPEXの概算見積額は58mUS$である。
 さらに、Gross金鉱山の鉱石年間処理能力を2023年から約26百万tに拡大するプロジェクトの予備的経済性評価は2021年上期、FSは2021年下期に完了予定である。見積りによると、必要投資額は最大150mUS$となる。
 Gross金鉱床(サハ共和国(ヤクーチア)Olyokminsky地区)は、Neryungri金鉱山から6kmに位置する。Gross金鉱山は、露天掘りとヒープリーチングによる通年で操業を行っている。ロシア基準による鉱床のバランス埋蔵量は、金4.4百万oz(136t)、オフバランス埋蔵量は4.1百万oz(129t)、精測・概測資源量は4.5百万oz(140t)である。
 Nordgold社の2020年の国内外での金生産量は、104万5,600oz(32.5t)で、ほぼ前年(104万1千oz)並みであった。

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