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ニュース・フラッシュ

鉱種:
アルミニウム/ボーキサイト
2021年1月28日 シドニー Whatmore康子

豪:Alcoa社、VIC州Portlandアルミニウム製錬所の操業継続に関して連邦政府やVIC州政府との新たな交渉を準備中の模様

 2021年1月26日付けの地元メディアによると、米Alcoa社は、同社の操業するVIC州Portlandアルミニウム製錬所が2021年7月以降も操業を継続していくことに関して、連邦政府やVIC州政府と新たな交渉を行う準備を進めていることを明らかにした。同製錬所は、2017年にVIC州の電力価格が高騰した際に閉鎖の危機に直面しており、VIC州政府から200mA$の助成金と連邦政府による30mA$の無利子融資を受け、現在の電力供給会社AGL社と電力供給契約を結ぶことでこの危機を免れたが、助成や融資を受ける条件として、2021年6月末まで操業を継続することを義務付けられていた。Alcoa社は、同製錬所が操業を継続していくにはVIC州の送電網における電力供給の安定が重要であるとし、今回同社が両政府と行う交渉においては、送電網の需要が増加して電力供給が不安定となった場合、同製錬所が政府から補償金を得ることが可能であるかということが焦点となるとしている。一方、連邦政府は2020年12月、Alcoa社に対して「VIC州の送電網における供給がひっ迫した場合にPortland製錬所が稼働を縮小して電力使用量を減らすということを条件に、今後4年間において76.8mA$枠の助成を同製錬所に行う。」という申し出を行ったとされている。

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