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ニュース・フラッシュ

鉱種:
チタン
2021年1月29日 シドニー Whatmore康子

豪:Iluka社、WA州Capelにおける合成ルチル生産施設を在庫過多により3~6か月間の休業へ

 2021年1月27日付けの地元メディアによると、豪Iluka Resources社は、同社がWA州Capelで操業する合成ルチル生産施設を、在庫量が過多であることを理由に2021年2月から3~6か月の期間、休業することを明らかにした。Iluka社は2020年6月、合成ルチルのテイク・オア・ペイ契約に基づく出荷において、顧客2社からキャンセルや受け渡し量減量などの要請を受け、2020暦年契約数量175千tの全量を出荷できない見込みであるとしていたが、これらの顧客のうち米Chemours社に対しては、2020年5月と7月にIluka社から出荷された合成ルチルに対する支払いが不履行であるとして米NY州の最高裁判所に提訴していた。一方、Iluka社は、2021暦年におけるChemours社とのテイク・オア・ペイ契約に基づく合成ルチルの出荷に関しては、同年1月下旬に4千tを最初の出荷として行うとしている。また、Iluka社はCapelの合成ルチル生産施設の休業において人員削減は行わず、同施設のメンテナンスを行うとしている。同社の2020年10~12月四半期における合成ルチルの生産量は61千tと、前四半期から6千t増加した。

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