閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
モリブデン
2021年2月2日 リマ 栗原健一

ペルー:Southern Copper社、2020年の生産量やTia Maria銅プロジェクトなどについて発表

 2021年1月25日、Southern Copper社は、2020年第4四半期及び通年決算を発表し、同年における生産は、銅は1百万tを超えた(前年比0.8%増)ほか、モリブデン30,248t(同12.5%増)、銀21.5百万oz(同6.2%増)と記録的な生産量となったと発表した。
 このうち銅に関しては、Cuajone銅鉱山(Moquegua州、7.8%増)の品位増加や、メキシコLa Caridad銅鉱山(1.8%増)、子会社IMMSA(24.6%増)の増産が貢献した一方で、Toquepala銅鉱山(Tacna州、1.1%減)やメキシコのBuenavista銅鉱山(1.4%減)は、品位低下により減産したと説明した。
 同社のLarrea社長は、2020年の順調な生産について、適切なCOVID-19プロトコルや厳格な安全衛生対策の適用に加えて、操業鉱山が元々隔絶されたエリアに位置し、操業エリアにおける人員密度が低いことなどが要因となったと説明した。
 一方、ペルー国内のプロジェクトに関して、現在承認されている案件の投資額は2,800mUS$で、このうち1,600mUS$が既に投資済みであるほか、Michiquillay銅プロジェクト(Cajarmarca州、2,500mUS$)やLos Chancas銅プロジェクト(Apurimac州、2,600mUS$)を加えた場合、ペルーでのプロジェクト投資額は7,900mUS$にのぼるとコメントした。
 またTia Maria銅プロジェクト(Arequipa州)については、地元Islay郡やTambo渓谷において様々な社会対策・生産支援プログラムを実施したことを報告。ペルー政府が、本プロジェクトの社会的な受容が大きく進んだことや、(開発に伴う)多大な経済効果を認めた上で、建設開始に必要となる支援や措置を行うことを望むと表明した。Tia Maria銅プロジェクトでは、操業開始後の直接雇用は600名、間接雇用は4,200名が見込まれている。

ページトップへ