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ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石
2021年2月15日 バンクーバー 佐藤佑美

加:Mary River鉄鉱石鉱山、地域住民による道路封鎖のため操業一時停止

 2021年2月8日付け地元メディアによると、Baffinland Iron Mines社がNU準州・Pond Inlet市で操業するMary River鉱山の拡張計画に反対する地域住民によって、同年2月4日に鉱山キャンプに続く道路及び滑走路が封鎖された。これにより同鉱山は操業を一時停止し、Fly-in Fly-out(FIFO)の形態で勤務している従業員700名が食糧等へのアクセスが困難な状況で現場に取り残されている。
 同社は生産量を現在の6百万tから12百万tに倍増させるため、Mary River鉱山からMilne Inletに鉱石を輸送するための鉄道建設許可を申請中で、Nunavut Impact Review Board(NIRB)による公聴会が現在開催されており、地域住民との協議の場を3月に設ける予定であった。
 抗議活動の参加者は、拡張計画では野生生物や生態系へ与える影響が適切に考慮されておらず、公聴会においてコミュニティメンバーの意見が尊重されていないと主張。これに対し、同社は平和的抗議活動を尊重する一方で、従業員の安全を脅かす行動を批判。現在、当事者を始めNU準州政府、Pond Inlet市長らと協議を続けている。

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