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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2021年2月16日 北京 塚田裕之

中国:2020年12月、豪州からの銅鉱石輸入がゼロに

 現地報道によると、2021年1月20日の税関統計値では、2020年12月、中国は豪州から輸入する銅精鉱が完全になくなり、月間出荷量が16年ぶりにゼロとなった。両国の関係が緊張状態にあり、数多くの製錬所が豪州からの供給を避けていることが主な要因であった。
 データによると、豪州は2020年には中国にとって6番目に大きな銅精鉱の供給国となり、供給量は783,476t、2019年比25%減少、2016年以降の最低の年間輸入量となった。豪州は、2019年には世界第5位の供給国であった。
 豪州での2020年11月の報道によると、両国関係が悪化したため、中国政府は企業に対して、豪州からの銅精鉱及び他6種類他の大口商品を購入しないこと指示したと報じた。この非公式の禁止令は、豪州銅精鉱の販売業者が日本、韓国、欧州など、中国以外の市場で販売先を探せざるを得ないことを意味する。2021年1月14日に発表されたデータによると、2020年12月、中国が海外から輸入した銅精鉱は1.89百万tで、2020年の年間銅精鉱輸入量は21.77百万tであった。チリは、依然として中国銅精鉱の最大供給国であり、2020年には7.72百万tに達し、続いてペルー、メキシコ、モンゴルの順となっている。

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