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ニュース・フラッシュ

鉱種:
プラチナ パラジウム PGM(白金族) ロジウム
2021年2月16日 北京 塚田裕之

中国:白金族金属の供給が以前不足、ロジウムは最高価格を更新

 安泰科によると、Nedbank銀行のアナリストArnold Van Graan氏は、白金族金属市場、特にパラジウムとロジウムの長期的な供給逼迫の可能性が高く、これは白金族金属価格を下支えすることが予想されると述べた。供給の逼迫、市場の不足、中国の自動車触媒の需要の強さにより、ロジウム価格は引き続き過去最高値を記録した。2021年1月20日時点で、荘信万豊のオファーは21,900US$/oz、安格(BASF)のオファーは22,400US$/ozに達している。世界最大の白金族金属精製業者であるHeraeusのロジウム価格は22,250US$/ozに達し、1月4日から22.6%上昇した。
 Van Graan氏は、不足量の増加によりロジウム価格が予想以上に上昇する可能性があると述べた。Nedbank銀行は、特にロジウムとプラチナを重視して、2021~2023年の白金族金属価格の見通しを引き上げた。Nedbank銀行は、ロジウム平均価格を2021年15kUS$/oz、2022年8kUS$/oz、2023年5kUS$/ozと予測している。プラチナ平均価格は2021年1,050US$/oz、2022年1,000US$/oz、2023年950US$/ozと予想している。
 南アは世界のプラチナ供給量の4分の3、パラジウム供給量の3分の1、ロジウム供給量の80%を占めている。ロジウムは、窒素酸化物およびその他の温室からの排出を制御するために自動車の触媒コンバーターに用いられ、世界のロジウムの80%が自動車業界で使用されている。

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