閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
コバルト ニッケル
2021年2月24日 ジャカルタ 川村伸弥

インドネシア:仏Eramet、BASFがニッケル-コバルト製錬複合施設のFS調査を開始

 地元メディアが2021年2月17日に伝えたところによると、フランスの金属大手Erametとドイツの化学大手BASFは、インドネシアNorth Maluku州Weda Bayでのニッケルとコバルトの湿式製錬複合施設の開発を評価するため、2021年初頭にFS調査を開始したと述べた。FSはエネルギー転換のための開発戦略の一部であり、2020年代半ばの施設の運転開始を目標としていると述べた。本開発には、高圧酸浸出(HPAL)プラントと製錬所が含まれる。HPALプラントはNorth Maluku州Weda Bayに配置され、製錬所はFS調査中に決定されると述べている。HPALプラントは、Weda Bay鉱床からの鉱石を処理し、ニッケルとコバルトの中間体を生成するもので、製錬所ではニッケルとコバルトから前駆体カソード活物質を生成し、電気自動車のリチウムイオン電池用のカソード活物質を生成するもの。
 また、Erametは、中国企業のTsingshan(57%)とEramet(43%)の協業であるNorth Maluku州Weda Bayのニッケル銑鉄製錬所が、2020年に23,500tのニッケルを生産したと報告した。同社は、2021年には生産が40,000tに達すると予想している。また同社は、2020年にWeda Bay鉱山が340万wmtの鉱石を生産し、2021年は600wmt以上に達すると予想しており、生産された鉱石の一部はインドネシア国内の第三者に供給されると述べている。

ページトップへ