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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2021年2月24日 ジャカルタ 川村伸弥

インドネシア:エネルギー鉱物資源省、PTFIに製錬所プロジェクトを完了するよう主張

 地元メディアが2021年2月17日に伝えたところによると、インドネシアエネルギー鉱物資源省は、PT Freeport Indonesia(PTFI)からの銅製錬所プロジェクトの完了延期の要請を退けるとともに、生産能力の調整の要請を承認した。PTFIのコーポレートコミュニケーション担当の副社長Riza Pratamaは、製錬所プロジェクトの完了期限は2023年のままであると述べている。PTFIは2020年4月、銅製錬所プロジェクトの能力調整と、新型コロナウイルス規制のために、プロジェクトの完了を2023年から2024年に遅らせるよう要請していたが、政府は、鉱業法で義務付けられているとおり、2023年の銅精鉱の輸出禁止を決定していると述べ、PTFI等は製錬所プロジェクトが予定どおり完了する必要があるとしている。
 PTFIは当初、East Java州GresikのJava Integrated Industrial and Port Estate(JIIPE)で、200万t/年の生産能力を備えた3bUS$の銅製錬所の開発を計画していたが、PTFIの49%以上の株式を所有する米国拠点のFreeport McMoRanは、昨年、製錬所の当初の生産能力目標を2,000千t/年から1,700千t/年に下方修正し、同じGresikにある25%の株式を所有する既存の銅製錬所の生産能力を1,000千t/年から1,300千t/年にすることで、PTFIの国内の銅製錬所での総生産能力は3,000千t/年を維持するとしている。
 なお、中国のTsingshan Steelは、PTFIに対し、North Maluku州Weda Bayで銅製錬所を開発することを提案しており、総費用は1.8bUS$、2023年に完了する予定で、政府関係者によると、両社間の交渉は2021年3月に締結される予定。

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