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ニュース・フラッシュ

鉱種:
パラジウム ロジウム その他 ニッケル
2021年3月1日 モスクワ 秋月悠也

ロシア:Norilsk Nickel社、2020年のIFRS利益は39%減

 2021年2月16日付けの地元報道等によると、Norilsk Nickel社の2020年の純利益(IFRS準拠)は3.634bUS$で、前年比39%の減益となった。
 2020年の収益は15%増の15.545bUS$となり、これは主としてパラジウムとロジウムの取引所価格上昇、Bystrinsky採鉱選鉱コンビナートの生産拡大計画による。子会社の燃料流出事故による環境被害の補償に係る環境引当金を2bUS$以上計上したことにより、EBITDAは3%減の7.651bUS$となった。EBITDAマージンは前年の58%に対し、2020年は49%となった。
 フリーキャッシュフローは36%増の6.64bUS$であった。2020年12月31日時点の純運転資本は28%減の712mUS$であった。EBITDA有利子負債倍率は0.9倍から0.6倍に低下し、配当計算上のEBITDA有利子負債倍率は0.5倍となった。純負債は33%減少し、4.705bUS$となった。
 2020年のCAPEXは33%増の1.76bUS$となり、この増加はTalnakh銅・ニッケル鉱床の鉱業プロジェクト実施、南部クラスター・プロジェクト開発、エネルギーインフラ施設のオーバーホール増加、労働安全への投資、硫黄プロジェクトの建設フェーズ開始によるものとされている。

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