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ニュース・フラッシュ

鉱種:
コバルト ジルコニウム タンタル リチウム
2021年3月4日 シドニー Whatmore康子

豪:連邦政府、世界におけるクリティカルミネラルの需要増に対して豪州が安定した供給源となると強調

 2021年3月1日付けの地元メディアによると、豪連邦政府は、今後、クリティカルミネラルの需要が国際的に増加する見通しであることを背景に、豪州がこれらの需要に対する安定した供給源となることを強調したとされている。同政府の豪貿易投資促進庁(Austrade)は、米国政府が最近、再生可能エネルギー施設の開発や電気自動車(EV)産業を強化する意向を示したことや、米国の自動車メーカーであるTesla社が2030年までにEV生産台数を20百万台/年とするという目標を掲げたことなどに伴い、今後はリチウムイオン電池(LIB)の材料となるリチウムやコバルトの需要が増加すると予測し、現在におけるクリティカルミネラルのサプライチェーンが環境社会ガバナンス(ESG)のリスクを伴う地域に集中している一方で、豪州はESGのリスクが少ない上にクリティカルミネラルが地下に豊富に存在するため、これらの需要に安定した供給を行うことが可能であると分析した。Austradeによると、豪州は世界においてリチウムとジルコンの生産量が最も多いとされるほか、タンタル、リチウムの埋蔵量もそれぞれ首位と第2位を占めるとされている。

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