閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石
2021年3月5日 シドニー Whatmore康子

豪:WA州政府、Fortescue社がWA州Solomon HubのQueens Valleyプロジェクトにおいて先住民遺跡の保護に関する条件に違反した疑いがあるとして調査を開始

 2021年2月25日付けの地元メディアによると、WA州政府は、豪Fortescue Metals社がWA州Solomon HubのQueens Valley鉄鉱石プロジェクトにおいて、同政府がプロジェクトを認可する上で同社に義務付けた先住民遺跡の保護に関する条件に違反した疑いがあるとして調査を開始したことを明らかにした。同政府は同プロジェクトに関し、「整地を行う際にはQueens Valleyの先住権原保有者であるWintawari Guruma部族の2名を立ち会わせ、先住民遺跡の保護を確かとすること」という条件をFortescue社に義務付けていた。今回の件について、同政府は先住民遺産法(Aboriginal Heritage Act 1972(WA))第18条によって定められた、鉱業企業などに先住民遺跡における採掘等を可能とする免責条件に抵触するものであるとして、非常に重大に受け止めているとしている。一方、Fortescue社はこの違反について、2021年2月22日に開始を予定していた同プロジェクトでの整地作業を社内の事務手続きの誤りによって同月1日に実施したため同部族の立ち会いがなされなかったとしており、深く謝罪するとともに、現在は同部族とこの違反で生じた問題についての共同作業を進めているため、整地作業を全て一時停止したとしている。

ページトップへ