閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
2021年3月10日 モスクワ 秋月悠也

ロシア:ハバロフスク地方の地下資源利用者、2021年は鉱業プロジェクトに71.6bRUB投資へ

 2021年2月25日付けの地元報道等によると、ハバロフスク地方政府は、2021年の現地地下資源利用者によるプロジェクト発展のための投資は、前年比倍増の約71.6bRUB(ロシア・ルーブル)になると予想している。同地方の鉱業部門では現在15件のプロジェクトが実施されており、うち6件は2025年までの操業開始を予定している。
 産金部門では、7鉱床で開発準備が進められている。Polymetal社は、早ければ2022年にもKutyn金鉱床での採鉱を開始すると発表している。同社はまた、ハバロフスク地方でAmursk POX hubの第2オートクレーブライン稼働開始のプロジェクトを実施している。Kopy Goldfields社のMalyutka金鉱床(Kopy Goldfields社)は2023年までに開発予定であり、ライセンスエリアにヒープリーチングの特殊設備(鉱石年間処理能力150万t)を建設する。また、同社は2025年までにChulbatkan金鉱床で生産を開始する予定であり、当該資産を2020年にN-Mining社から283mUS$で購入した。既に同鉱床の初期探査が実施されており、Udinsky鉱区の金資源量として353千ozと評価されている。Pacific Mining社では、Durmin金・銀鉱床開発ライセンスを保有しており、2021年に追加探査を予定している。また、Noni金鉱床(Noni社)、Dyappe金鉱床(Dyappe社)、Delken金鉱床(Dalzoloto社)の開発により、ハバロフスク地方への更なる投資誘致を見込んでいる。産金企業による投資総額は約55bRUBとなる。
 錫採掘プロジェクトについては、Rusolovo社はPravourmiyskoe多金属鉱床をベースとする新規採鉱選鉱コンビナートを建設しており、Solnechnaya選鉱プラントの生産能力拡大への取り組みも継続中である。Geoprominvest社は、2022年に旧Solnechny採鉱選鉱コンビナートの中央選鉱プラントの尾鉱資源開発を開始する予定である。
 近い将来実施が予定されるハバロフスク地方最大のプロジェクトは、Russian Copper Company(RCC社)によるもので、同社は2023年までにMalmyzh銅鉱床をベースとする採鉱選鉱コンビナートを建設する予定であり、既に約37bRUBが開発に投じられている。

ページトップへ