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鉱種:
2021年3月10日 モスクワ 秋月悠也

ロシア:Udokan Copper社、電解棟の建設を開始

 2021年2月25日付けの地元報道等によると、Udokan Copper社(Udokan銅鉱床のオペレータ、USM社傘下)は2021年2月、電解棟の建設を開始した。電解棟は、製錬部門の重要な生産施設であり、最終製品(純度99.9%の銅カソード)の生産を行う。同社は、「溶媒抽出棟における鉄骨の半分以上が既に組み上がっており、トラス(垂直構造間の大スパンにかかる梁)の設置が開始されている。溶媒抽出棟では銅を溶媒から抽出し、電解に送る。」としている。建設中の採鉱製錬コンビナートの生産施設には選鉱プラントと製錬プラントが統合され、2つの生産工程(鉱石処理・選鉱、湿式製錬)が実施される。
 同社は、「湿式製錬プラントの溶媒抽出プロセスラインは、現場での組み立てが必要で工事が複雑な個別ユニットではなく、メーカーの工場で組み立てられたモジュールで形成される。モジュール構造はメーカーが完成させるため、高い可用性が保証され、短時間での建設・据付工事が可能である。」としている。
 鉱床に建設される採鉱製錬コンビナートは銅生産量125千t/年で、銅カソードと硫化精鉱が最終製品である。建設第1フェーズの総予算は約2.9bUS$である。

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