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2021年3月17日 バンクーバー 佐藤佑美

加:連邦政府、クリティカルミネラルリストに31鉱種を指定

 加連邦政府は2021年3月11日、同国の経済安全保障上必要不可欠かつ低炭素化経済への移行に必須で、同国が同盟国に対する持続可能な供給源となる鉱物資源を「クリティカルミネラル(重要鉱物)」と定義し、以下のとおり31鉱種を指定した(鉱種名のアルファベット順)。
 アルミニウム、アンチモン、ビスマス、セシウム、クロム、コバルト、銅、蛍石、ガリウム、ゲルマニウム、グラファイト、ヘリウム、インジウム、リチウム、マグネシウム、マンガン、モリブデン、ニッケル、ニオブ、白金族、炭酸カリウム、レアアース、スカンジウム、タンタル、テルル、錫、チタン、タングステン、ウラン、バナジウム、亜鉛
 本リストの公表は、クリティカルミネラルの世界的サプライヤーとして、強固なバリューチェーンを構築するための連邦・州政府主導のアプローチであり、今後、(1)国内のクリティカルミネラルプロジェクト及びサプライチェーンの強化支援、(2)グローバルバリューチェーンにおいて地位を確保するための政策目標の開発、(3)国益増進に向けた同盟国との国際的な調整、(4)バリューチェーン全体のイノベーション促進のための研究・開発支援等への貢献が期待される。
 本リストの作成を主導したSeamus O’Regan天然資源大臣は、「クリティカルミネラルに指定した31鉱種は低炭素化社会の実現に必要不可欠であり、我々の競争力を高め、エネルギー安全保障を強化するものである。」と述べ、主要鉱業国である同国のカーボンニュートラル実現に強い期待を寄せている。

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