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2021年3月17日 モスクワ 秋月悠也

ロシア:Polymetal社、2020年のCAPEXは34%増

 2021年3月5日付けの地元報道等によると、Polymetal Int社(JSC Polymetal社の資産を統合)の2020年におけるCAPEXは前年比34%増の583mUS$となった。
 CAPEXの増加は、プロジェクト実施スケジュールに対するCOVID-19の影響を緩和するための投資を加速したことによる。既存資産の剝土費用を除く2020年のCAPEXは508mUS$であった。
 大きな投資先はNezhdaninskoe金鉱床(サハ共和国(ヤクーチア))で、CAPEX総額の約22%に相当する129mUS$が投じられ、プラント用生産設備の購入、剝土作業、プラント本体と関連インフラの建設に充てられた。
 投資額の第2位はハバロフスク地方のAmursk POX(POX-2)で、2020年はオートクレーブの製造完了、生産施設の建設、設計文書の作成が進められた。さらに96mUS$がAmursk Hubの発展に投資され、その大部分が採鉱場(Ekaterina-2、Farida、Anfisa)開発、設備更新、Kutynプロジェクトの発展に充てられた。
 2020年の探査支出は35mUS$(2019年は46mUS$)であった。支出額の減少は、Yolochka金・銀鉱床(Omolon)及びPrimorskoe金・銀鉱床(Dukat)の探査完了、Prognoz銀鉱床(ヤクーチア)のボーリング量減少による。探査により、Polymetal社の鉱石埋蔵量は金換算2,790万ozに増加した。
 金・銀生産企業Polymetal社は、ロシアのマガダン州(Dukat Hub、Omolon Hub)、ハバロフスク地方(Albazino及びSvetloe鉱床)、チュクチ自治管区(Maiskoe鉱床)、サハ共和国(ヤクーチア)(Nezhdaninskoe鉱床)とカザフスタン(Bakyrchik及びVarvarinskoe鉱床)でプロジェクトを実施している。

2020年のPolymetal社のプロジェクト別CAPEX(mUS$)
事業所 2020年 2019年 増減%
Nezhdaninskoe 129 133 -3.0
Amursk POX 125 56 123.2
Amursk-Albazino 96 37 159.5
Kyzyl 43 36 19.4
Dukat 33 40 -17.5
Vorontsovskoe 33 4 725.0
Omolon 29 16 81.3
Varvarinskoe 29 44 -34.1
Maiskoe 26 20 30.0
Veduga 18 14 28.6
Svetloe 9 11 -18.2
その他費用 12 26 -53.8
合計 583 436 33.7
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