閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
亜鉛
2021年3月19日 リマ 栗原健一

ペルー:Nexa Resources Perú社、ペルーの重要性や同社のESG原則に基づく取り組みを紹介

 2021年3月11日付け地元業界紙によると、PDAC2021に参加したNexa Resources Perú社のPorto CEOは、ペルーは同社にとっての主要活動国であり、同国では坑内掘り鉱山3件が同社の鉱産物生産の60%を産出しているほか、グリーンフィールドプロジェクト7件のうち5件が存在するとコメントした。
 一方、鉱業を含むあらゆる活動における持続可能性追求の流れは、社会的な圧力やCOVID-19感染拡大を背景として加速しているとコメント、同社はESG(環境、社会、ガバナンス)の原則に基づきCOVID-19の拡大前に既に安全衛生プロトコルが存在していたために、パンデミックにも迅速に対応でき、国家緊急事態令後の生産活動停止後、他社に先駆けて最初の活動再開許可を取得できたと述べた。
 また、地域社会との協働による衛生プロトコル策定をはじめ、医療機器や食料品の寄付、持続性担当部署の設置など、ESG原則に基づくCOVID-19対策は大きな成果をもたらしたとコメントした。
 さらに同社は、操業エリア固有の問題に対してイノベーションによる解決に取り組んでいるとし、ペルーにおける同社最大のCerro Lindo亜鉛鉱山(Ica州)では、海水淡水化プラントから海抜2,200mの鉱山サイトまで水資源をポンプ輸送した後、90%を再利用している。また、その他の操業鉱山においても廃滓などの廃棄物の10%削減に取り組んでおり、残り90%の廃棄物のうち、55%を乾燥堆積場に送る一方、35%についてはセメントなどと混ぜ合わせて坑内充填剤とすることで、坑道の構造を強化するペーストとして製品化することなどに取り組んでいることを紹介した。

ページトップへ