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ニュース・フラッシュ

鉱種:
アルミニウム/ボーキサイト
2021年3月23日 シドニー Whatmore康子

豪:Alcoa社、VIC州Portlandアルミニウム製錬所の操業が電力契約の更新により2026年7月末まで続行に

 2021年3月19日付けの地元メディアによると、米Alcoa社は、同社の操業するVIC州Portlandアルミニウム製錬所において、現在の電力供給会社であるAGL社との契約を5年間更新し、豪Alinta社や豪Origin Energy社とも5年間の電力供給契約を新たに締結したことにより、2026年7月末まで操業を継続することを決定したと発表した。同製錬所は、2017年にVIC州で電力価格が高騰したことなどを背景に閉鎖の危機に直面し、VIC州政府と連邦政府から2021年6月末まで操業を継続することを条件に、それぞれ200mA$の助成金と30mA$の無利子融資を受けることによってこの危機を逃れたが、AGL社との電力契約が2021年7月末に期限を迎える後の存続が危ぶまれていた。一方、Alcoa社は同製錬所の操業継続に関して連邦政府やVIC州政府との新たな交渉を進めていたとされており、この交渉の結果、連邦政府が2020年12月に同社に提示していた「VIC州の送電網における供給がひっ迫した場合に、Portland製錬所が稼働を縮小して電力使用量を減らすということを条件に、今後4年間において76.8mA$枠の助成を同製錬所に行う。」という申し出を今回実行に移し、VIC州政府もこれと同額の76.8mA$を同製錬所に融資することを決定したとされている。

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