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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2021年3月30日 シドニー Whatmore康子

その他:世界の銅鉱山における年間生産量、2020年は豪州やメキシコなどがCOVID-19流行の影響で減少も全体的には前年からほぼ横ばいに

 2021年3月24日付けの地元メディアによると、世界の銅鉱山における年間生産量が2020年に20.52百万tとなり、前年からほぼ横ばいとなったことが国際銅研究会(ICSG)の最新の調べで明らかになった。同調べでは、世界の銅鉱山における2020年の生産は、COVID-19流行によって鉱山の操業が一時停止されたことを背景に、4~5月に最も低下してこの時期の生産量が前年同期比3.5%減となった一方で、6月以降は鉱山で衛生手順の実施が開始されたことなどにより回復したとしている。また、ICSGは、2020年においてはCOVID-19の蔓延を防止するために設けられた移動制限によって、豪州やメキシコ、米国などの主要な銅生産国における銅生産量が低下した一方で、パナマやDRコンゴなどで新規銅鉱山の生産が開始されて銅生産量が増加し、主要銅生産国における生産量の低下を相殺したとしている。ICSGによると、同調べは現在速報の段階であるため、豪州の銅鉱山における生産量などについては明らかにしていないとされている。一方、2020年における世界の精製銅使用量は24.98百万tと前年から550千t増加し、このうちで中国の使用量は前年比13%増となったが、中国以外の各国における使用量は総計で前年比10%減となり、日本では前年比15%減となったとされている。

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