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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ニッケル リチウム
2021年3月31日 シドニー Whatmore康子

豪:2020/21年度における資源・エネルギー年間輸出額、中国で鉄鉱石需要が急増したことなどを背景に296bA$と過去最高額となる見通し

 2021年3月29日付けの地元メディアによると、2020/21年度における豪州の資源・エネルギーの年間輸出額が、COVID-19流行にも関わらず前年度の291bA$から更に増加して296bA$となり、過去最高額に達する見通しであることが、豪連邦政府の報告書「Resources and Energy Quarterly」の最新版で明らかになった。同政府は、この予測の背景について、豪州の鉄鉱石の輸出額が中国における鉄鉱石需要の急増に基づき136bA$と試算されることや、金の輸出額が29bA$と前年度の25bA$から更に増加する見通しであることなどしている。また、同年度における豪州の石炭輸出は、中国で豪州産石炭の輸入に制限が設けられているものの、豪州以外の石炭輸出国が日本や韓国への輸出が減少した分を穴埋めするという格好で中国からの需要増に応えたことで調整がついていると分析されている。一方、同報告書では、豪州では今後5年間においてリチウムイオン電池(LIB)など温室効果ガス(GHG)低排出の新技術に重要とされる鉱物の輸出額が増加し、これらの鉱物であるリチウムやニッケルの輸出額は2025/26年度にそれぞれ、2020/21年度の1bA$から5倍以上、3.8bA$から2倍に増加すると予測している。

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