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ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石
2021年4月1日 シドニー Whatmore康子

豪:WA州Pilbara地域の先住民、実業家Forrest氏によるAshburton Riverのダム建設計画に聖地保護の観点から反対を表明

 2021年3月29日付けの地元メディアによると、WA州Pilbara地域の先住民団体であるBuurabalayji Thalanyji Aboriginal Corporation(BTAC)とPuutu Kunti Kurrama and Pinikura Peoples(PKKP)族は、豪州の鉄鉱石企業Fortescue Metals社の会長である実業家Andrew Forrest氏が、個人的に所有する牧場Mindaroo Stationの運営において、Ashburton Riverに10基のダムを建設する計画を進めていることに反対の意を表明した。BTACとPKKP族は、Ashburton Riverが大蛇によって創造された聖地であり、同河川にダムを建設して水流を止めることは、この聖地に被害を及ぼすものであるということが反対の理由であるとしている。一方、Forrest氏はこのダム建設計画において、先住民遺産法(Aboriginal Heritage Act 1972(WA))で「先住民の聖地や遺跡において事業活動を行うことを企業に可能とする」と定める第18条に基づいた認可をWA州政府に申請していたが、2019年にこの申請が却下されており、同州行政裁判所に対して上訴を行っている。

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